Sawatte.さわれるデモを、
AIが数分で。

インタラクティブデモの作り方:営業が今日から使える手順

基礎2026-07-07

インタラクティブデモ(触れるデモ)は、見込み客が自分でクリックしながら製品を理解できるコンテンツです。作るには専門のツールが必要だと思われがちですが、実際の作業は「画面を記録する」「文章を整える」「リンクを配る」の3つに集約されます。

この記事では、営業・マーケの担当者が今日から作れるように、準備するものから公開までを画面単位の手順に分けて説明します。あわせて、実際によくつまずくポイントと、その場での直し方も具体的に書きます。手戻りの多くは、事前に知っていれば避けられるものです。

作り始める前に決める2つのこと

手を動かす前に、対象フローとゴールを決めます。ここを飛ばすと、記録している途中で「どこまで見せるか」が定まらず、あとから作り直しになります。

対象フローは1本に絞ってください。全機能を見せようとするとステップが増えて離脱を招きます。おすすめは「導入後に毎日さわる操作」で、なおかつ「商談で必ず質問される操作」です。5〜10ステップ、閲覧に3分かからない長さが目安になります。フローの選び方に迷う場合は、インタラクティブデモとはの記事で判断基準を整理しています。

ゴールは、デモを見終わった閲覧者に取ってほしい行動を1つだけ決めることです。日程調整、資料請求、無料登録のどれか1つで構いません。複数並べると、どれも選ばれにくくなります。この行動が、最後のステップに置くボタンの文言になります。

手順1:画面を記録する

Sawatteでは、Chrome拡張「Sawatte Capture」で対象の画面を記録します。Microsoft EdgeなどのChromium系ブラウザでも動きます。閲覧側は普通のWebページを開くだけなので、拡張を入れる必要があるのは作る人だけです。

拡張をインストールしたらSawatteにログインし、記録したい画面を開いて記録を開始します。あとは普段どおりに操作するだけです。クリックした位置と画面が順番に記録されていきます。入力欄やパスワード欄に打ち込んだ文字は、操作の記録データとしては取得しません(ただし画面の画像には写るため、必要なら後述の黒塗りで隠します)。

コツは、記録前に画面をきれいにしておくことです。テスト用の乱雑なデータ、開きっぱなしの通知、無関係なタブが写り込むと、それだけで見え方が変わります。可能ならダミーデータの入った環境を用意し、それが難しければ実データのまま記録して後から黒塗りする、と決めておくと迷いません。

手順2:AIにステップと説明文を作らせる

記録が終わると、AIが操作をステップに分割し、各ステップに日本語のガイド文を自動生成します。どのボタンを押したかという情報と画面の内容をもとに作られるため、「請求書を作成する」ボタンを押した操作には、それに沿った説明が入ります。ここまでが自動なので、白紙から書き始める必要はありません。

AI生成の回数にはプランごとの上限があります。フリーは月5回、スターターは月50回、プロは月200回です。1本のデモを作るときに何度も生成し直すより、生成は1回にして細かい表現は編集で直すほうが、上限の使い方としては効率的です。

生成された文章は初期値です。そのまま使えることも多いのですが、製品固有の言い回しや社内用語は人が直したほうが自然になります。文章づくりの具体的なルールは、AIが生成する日本語キャプションの品質と工夫の記事にまとめています。

手順3:編集画面で仕上げる

編集画面では、ステップの並べ替えや削除、説明文の書き換え、注目してほしい範囲の指定ができます。ここで削るべきは、記録中に発生した「戻る」「間違えて開いた画面」などのノイズです。閲覧者にとって意味のない往復は、そのまま離脱の原因になります。

説明文は1ステップ40〜60字を目安に短くします。長い説明は読み飛ばされ、結局どこを押せばよいか分からなくなります。画面に書いてあるボタンの文言をそのまま使うと、閲覧者が探す手間が減ります。

実データが写り込んでいる場合は、この段階で黒塗りをかけます。氏名・メールアドレス・取引金額などの範囲を指定すると、画像に塗りつぶした状態で保存されるため、共有先で元の情報が復元されることはありません。実務上の判断基準は、デモに写り込む個人情報を黒塗りする記事が詳しいです。

手順4:公開して共有リンクを配る

仕上がったら公開して共有リンクを発行します。リンクを受け取った相手はログイン不要でその場でデモをさわれます。営業メールに貼る、商談後のフォローに添える、ヘルプ記事から案内する、といった使い方ができます。プロプランでは自社サイトへの埋め込みも可能です。

公開時には公開前チェックが働きます。説明文が空のステップが残っていると公開できないため、作りかけのまま配ってしまう事故が防げます。逆に言えば、チェックに引っかかったら該当ステップを直せばよいだけです。

配ったあとは、閲覧の反応を見ながら直します。プロプランの離脱ポイント分析を使うと、どのステップで止まったかが分かるので、その1つ手前の説明文から見直すのが定石です。

つまずきやすいポイントと対処

最後に、実際に起きやすい失敗と、その場での直し方をまとめます。いずれも録り直しが不要か、部分的な修正で済むものです。

  • 画面の一部が空白になる:地図・動画・決済フォームなど別サイトの埋め込みは再現されず空白になります。そのステップの表示方法を「スクショ」に切り替えれば解決し、録り直しは不要です。
  • 公開ボタンが押せない:説明文が空のステップが残っています。公開前チェックの指摘に沿って埋めてください。
  • ステップが多すぎる:記録中の往復や確認操作が残っています。閲覧者の理解に必要ないステップは削ります。10を超えたら削る候補を探す、と決めておくと判断が早くなります。
  • 黒塗りが効かないステップがある:HTML表示のステップでは黒塗りが効かず警告が出ます。そのステップは表示方法を「スクショ」に切り替えてから塗ってください。
  • 説明が抽象的で伝わらない:「登録します」ではなく「請求先を選んで発行ボタンを押します」のように、画面の文言と動作を具体的に書きます。

まとめ

作り方の骨格は、対象フローとゴールを決める、記録する、AIの生成を土台に整える、公開して配る、の4つです。Sawatteなら最短5分で最初のデモを公開でき、フリープラン(¥0)から問い合わせ不要で始められます。

最初から完璧を目指す必要はありません。短い1本を出して、離脱の様子を見て説明文を直す。この往復を数回まわしたほうが、机上で作り込むより早く使えるデモになります。

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